久しぶりの業界ネタエントリーなワケですが。
基本的にペケピーで動くならVistaでも動くハズなんですが、如何せん意外な不具合が有ったりするわけで。
それが「セーブデータ」の保存場所。
Vistaはユーザーアカウントの管理がかなりきびしいモノになっていて、たとえばプログラムフォルダやWindowsフォルダにセーブデータ用フォルダがあると、読み書きが出来なくなると言う困った問題点があったりします。
ていうか普通、ゲーム本体がインストールされているフォルダの下にセーブデータがありますから、デフォルトでプログラムフォルダにインストールするような仕様だったりすると、高確率で動作しなくなる危険があります。
ま、ぶっちゃけると高確率どころの騒ぎじゃなくて
確実にアウトなワケですが。中にはプログラムそのものが、アクセス権限の問題で動作しないケースも決して少なくありません。
もっともペケピーの頃からデフォルトでプログラムフォルダにインストールする仕様を組む奴は
無能と誹られてましたけど(笑)
自分はゲームの類はプログラムフォルダにはインストールせず、インストーラーの仕様的に無理なもの以外は原則、システムフォルダがあるドライブ以外にインストールしていました。たとえばパーテーションでCドライブとDドライブに分けて、ゲームはDドライブにインスコしていました。
問題点を知っている人は兎も角、ライトなユーザーは当然、インストーラーを鵜呑みにしてインストール先を変更せずにそのまま「はい」を押してしまっているでしょう。
もしかするとプログラムフォルダに全部ゲームをインストールしているうっかりさんも少なくないかも知れません。
Vista導入を考えている人はまずその辺りをチェックする事をオススメします。セーブデータなら大概は、再インストールで別のフォルダに指定した後でも上書きで使えますから、慌てないように。
メーカーの中には、セーブデータの保存場所を変えてくれるツールを提供している所もありますので、まずは所有するメーカーの公式ページをチェックしましょう。
追記:MS公式ページで、導入前にアップグレードが可能かどうか確認出来るツール、
Windows Vista Upgrade Advisorが公開されてますが、当然というかゲーム関係はチェックに引っかかりませんな(´Д`;)
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糸冬
2007/01/31(Wed)
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