
てな訳で、本日、奥多摩の御岳山&大楢峠へ、2大巨樹見学ツアーへ行ってきましたっ。
奥多摩はやや雲は多かったものの、非常に陽射しと風が心地よかった、絶好のアウトドア日和でした。
青梅線御嶽駅からバス、ケーブルカーを経由して御岳山まで。ぶっちゃけ乗り物で登るだけ登って下り道を行くという、ずいぶん手抜きなアウトドア(笑)
――しかしその手抜きハイクが後で地獄をもたらす原因になるとは思いませんでしたが(´・ω・`)ショボーン

陽射しが心地よいというかだんだん暑くなってきたんで、土産物屋で編み笠なんぞ買ってみたり。価格は850円。ネタで買ったんですが、実は問題の地獄で勝利の鍵になったりするとは以下略。
で。御岳山エリアの2大巨樹ですが、

御岳山にある
「御岳の神代ケヤキ」。急勾配になっている参道の崖の上に立ってる巨樹です。樹齢が約600年(1000年という説も)だけあってデカいんですが、流石に脆くなって幹の一部が補修されています。
件の参道を登り切ると、そこには「
武蔵御嶽神社」があります。ここで厄払いのお札と、
登山のお守りを買ったんですが、何とも皮肉な結果になるとは以下略。


続いて、長い下がり気味な平坦な山道を1時間ほど進み、大楢峠へ。
そこには「
コナラの巨樹」と呼ばれる、御岳山エリアにおけるもうひとつの巨樹があります。
日本一のコナラの樹で、推定樹齢400年。奥多摩には他にもこんな古く巨大な樹が沢山ありまして、こういった巨大な樹を見学するにはもってこいの地でもあります。コナラの樹は某仕事で出て来る巨樹のイメージにピッタリだったのでバシバシデジカメで撮ってきました。
とりあえずこの2本を見る事が今回の目的でした。峠で遅めの昼食を摂り、上坂経由で奥多摩駅を目指しました。出る前にmixiへ写メール付きの日記更新をしたのですが……
それが地獄の第一歩ともしらずに。

あれ……
(・3・) アルェー ?地図上では稜線にそって下山出来るはずなのに、だんだんと山道が狭く急勾配に、そして障害物が増えていった挙げ句――
道が無くなりました(;゚Д゚)ギニャーしかしですね、道なりにある杉には目印のテープが貼っていて、その時はとても間違っていたとは思っていなかったんですよ。
だから道が無くなった杉林の斜面をひたすら降りていった訳ですよ。
程なく斜面から滑落しますたヽ(´ー`)ノいやもう盛大に、10メートルほど斜面をローリングストーン状態'`,、('∀`) '`,、
お陰で上に戻れなくなりましたっ。いわゆる、遭難、て奴です。ヽ(´∀`)ノイヤッァホゥ! __
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いやいやいや俺ロケット団じゃないですから
……とりあえず2分ほど斜面の上で伸びてますた。
手足、頭に異常なし。折れても打った様子も無し。唯一の負傷は右腕に十字のかすり傷。
特に頭の負傷無しは奇跡でした。
無傷の理由は、先ほどの編み笠。こいつが滑落している間、頭部を保護し、枝や葉が顔にぶつかる事を防いでくれたんですわ。図らずも昔の人がこの編み笠を重宝していた理由を、その身で思いっきり体験しました(ノ゚∀゚)ノ 何というか、これを買っていたのは何かを予感していたのかも知れません。
傷はおk。無問題。
しかしですね。
上に戻るには、約40度から50度ぶっちゃけ崖も同然の斜面をはい上がるしかない。
無理。ピッケル持ってませんし精々包丁代わりに使っている愛用の刃渡り15センチのサバイバルナイフ。これじゃ柔らかい斜面を登るのは頼りない。
携帯。通じません。電波届きません。持っていったPSPのみん地図のGPSは谷間だけあって流石に機能しません'`,、('∀`) '`,、 大ピンチ
最後の手段。ていうかよゐこは絶対真似しちゃいけない最後の手段。
つまり、このまま斜面を下っていく。それしか道はありません。まず最初にやった事は、身近にピッケル代わりになる、太い折れた枝か幹がないかどうか探しました。
無事2本ゲット。これで斜面を下る不安定な足を支えていきます。
それでも転ける時は転けます。しかし転けそうになった時は逆らわずそのまま転けます。
理由は、斜面が落ち葉で一杯なのと、先日の雨で土が湿っていて非常に柔らかいからです。
しかしそれは逆に足場の悪さを意味するわけで、背に腹は替えられず、兎に角ひたすら斜面を降りていきます。
5、6回は躓いて斜面を転げ落ちました。転げるモノは覚悟していたので、後はいかに受け身をとるか。昔自転車で盛大に車止め金属ポールにぶつかって膝を痛める怪我をした時も、兎に角本能的に受け身を摂る事で頭の怪我だけは何とか免れましたが、兎に角あの時のミラクルスキルを発揮しないと最悪の事態は必至でした。
だいたい1時間ほどですか。下の方で声が聞こえてきました。
よく見るとキャンプ場です。バンガローの屋根が見えたのです。
助かったと思いましたがしかし焦らず、気を引き締め、足場を確かめつつ慎重に下りました。
次第に足場の落ち葉が減り、固まった土の足場が増えるにつれ、斜度が緩やかになってきました。もう枝のピッケルはお役ご免です。手放して1分ほどで、キャンプ場の山側に設置された防護壁の前に到着。
塀を乗り越え、披露しきった足をようやく平地に着かせる事に成功しました。自力下山コンプリート。ヽ(´ー`)ノ
いやマジでやばかった(汗) お陰で遅くなってよもぎの湯にも入れず、この日記書いてる身体は筋肉痛ビッリビリデスヨ今(;´д⊂)
とりあえず皆様、どんなピンチになっても、冷静さを忘れなければ何とかなるモノです。まぁぶっちゃけ遭難中はちょっとした冒険だと思って楽しんでいたのも事実ですが(苦笑)
ちなみに、今回奇妙な体験をしまして。この2枚目の滑落直前に撮った山道写真を撮った時になるんですが、元々これは撮る気はありませんでした。でも何故かこの時、なんつーか背筋がぞっとして、もしやと思い撮ってみたものだったりします。何故撮らなきゃならなかったのか、未だに良く判りません。
ただ、この写真を撮る前、稜線の上を歩いていた時も、辺りには誰もいなかったのに妙な視線を感じたり、道なんて無い稜線の下の杉林からガサガサっという大きな音が聞こえたりと、気味の悪い事が続いていたのも事実で(汗)
とりあえずざっと写真内をみてみましたが、特にアレな様子はなさそうですが……何か見えます?(汗)
ていうかですね、道を間違えたにしては、木などに目印の付いた、分岐など無い稜線の一本道を歩いていたハズなんですが、気になってググって他の人の登山日記などを読んでみたらどうも、自分が歩いていたこの細い山道に迷い込んだ人がいない様子。つーかこの山道、地図に載ってないし(汗) 作業用山道だとは思うんですが、そんな看板見てないしていうか道の終わりが問題の滑落した斜面でしたから……(汗)
もしかしたら編み笠なんて古風なモノ使っていたから何かに目を付けられ、惑わされて遭難したのではないかと、そんな気が(冷や汗)
糸冬
2008/05/04(Sun)
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コメント(2)
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奥多摩の杉林、すごい急斜面。よくあんな斜面に広葉樹を伐採して、杉を植えたものだと感心。
ご無事でなによりでしたね。
名前 : ルル
URL 2008/05/05(Mon) 削除 ▲
ご心配おかけしてます(汗)
非常時に使う筋肉が普段のそれとは全く別物何で2日間筋肉痛で死んでおりましたorz
名前 : ARM@筋肉痛
URL 2008/05/07(Wed) 削除 ▲